~サラリーマン投資倶楽部『資産形成ルール全10カ条』~
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将来のための貯蓄生活があなたの〝今〟をないがしろにしてしまうという矛盾

サラリーマンの雑記

こんにちは、サラリーマン投資倶楽部 管理人(@businessman_n)です。

 

「将来が不安だから、日々の生活を切り詰めて貯金をしている。」

こういう方々が日本には多くいます。

「将来が不安だから」

これには同意です。現役世代の我々は年金を貰える保証もないので何らか対策の必要性はあるでしょう。

「日々の生活を切り詰めて」

これにもおおよそ同意できます。過度な節約は貧しさしか感じさせませんが、無駄使いを極力せず、下手に生活レベルを上げないのは大事な姿勢です。

「貯金をしている」

さて、果たしてこれは本当にベストな選択でしょうか。

貯蓄と投資のバランス

貯蓄0投資100、貯蓄100投資0、どちらも極端でベストな選択ではありません。

いくら堅実にいきたかろうと、いくらリスキーにいきたかろうと、ほどよいバランスというものがあると思います。

誰にとっても貯蓄と投資を使い分ける必要があるのです。

つまり、貯蓄を一生懸命頑張っていた冒頭の誰かは戦略を見誤り、無理な節約を強いることで、今というかけがえのない瞬間をないがしろにしている可能性があるのです。

上手にリスクをとれば、あなたの資産形成はうまくいきます。

これには逆算を使います。

あなたの人生を設計するのです。

細かいことは考えなくて良いです。何年後にどれくらいの資産があれば必要なのか、まずはここから考えてみましょう。

例えば、私は現在30歳ですが、60歳、今でいう定年退職のタイミングで1億円の資産をもっていたい、と思っています。

30年後、つまり360ヶ月後に1億円です。単純にわり算すると月27万円の貯蓄が必要になります。

これはとても無理。

実現性ゼロです。

ではリスクを取ることを考えます。

米国株式市場を中心とした世界市場に投資し続ければ、年平均で6%のリターンが見込めます。

1年1年で見れば大きく損失を被る年もあるかもしれませんが、目標としたゴールさ30年後です。気長に待てます。

およそ15年を過ぎた当たりから、少々の景気変動では資産がマイナスになることはほとんどなくなってくると言われています。15年以降はプラスサムゲーム、勝ちの確定した勝負に臨むようなものです。

30年、6%のリターンを享受できるとした場合、毎月の積立額は10万円にまで押し下げることができます。貯蓄のみで目標額までに必要だった場合と比べて17万円の差です。

無理をしなかった分はあなたの生活を充実させるために使えば良いのです。

もし毎月10万円の積立てが難しいのであれば、戦略の見直しが必要です。そもそも立てた目標が大きすぎた可能性があります。

自分にとってリアルな目標を見つけましょう。

貯蓄は不要か

リスクをとって虎の子の資産を全て投資に回してしまうのも誤った戦略です。

例えば5年後、あなたが家を買いたいとして、その資金を全て投資で賄うのは現実的な戦略でしょうか。

わずか5年です。

もしも景気が停滞を始めていたとしたら、資産は大幅に減り、あなたの人生設計は大幅に狂うことになるでしょう。

しょうがないから景気回復まで待つ、という選択肢もあるでしょうが、景気が回復した時にはあなたにとって家を買うベストなタイミングは過ぎ去ってしまっています。

ゴールまでの時間によってとれるリスクは異なるのです。

例えば、5年後、500万円前後を頭金に家を買いたいと思うなら、まずばあなたの防衛ラインを決めてしまいます。

防衛ラインとは、確実に手元にあってほしい資金のことです。

400万円を防衛ラインとします。

当初500万円を貯めたかったのですから目標額までの残りの100万円を投資に回します。

あわよくば良い相場にのって頭金が550万円になるかもしれません。

残念ながら景気が停滞して頭金は450万円にしかならないかもしれません。

5年後の結果はわかりませんが、これがリスクを取るということです。リスクはとらなければ550万円を手にする未来はありえません。

ただ400万円は貯蓄によって積み上げるものなので確実な未来です。

あなたが安定した精神状態で結果を受け入れられる、心の防衛ラインの設定こそが重要なのです。

あなたの定めたゴールまでの時間によって、貯蓄という確定要素と投資という不確定要素をうまく使い分ける必要があるのです。

〝今〟という時間を充実させることも大事なこと

我々現役世代、とりわけ20~30代は生まれた時から少子高齢化だの、年金がもらえないだの、言われており、将来に対して明るい想像がしづらい環境にありました。

そんな我々がせめて自分で将来に備えようと自助努力を働かせることは大事なことです。

ただ上手く時間を利用すれば投資によって効率よく資産形成できるのにもかかわらず、その選択肢を無視して貯蓄一本で将来に備えようというのは、大事なあなたの〝今〟をないがしろにしてしまうことに繋がりかねません。

見えない将来を想像して備えることも確かに大切です。ただ遠い将来以上に今を楽しく、充実させなければ、それはおかしな話でしょう。

今というこの瞬間こそ、何よりも大切にしなければならない瞬間なのです。

今日は以上です。

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