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世間のサラリーマンが求める働き方改革

サラリーマンの雑記

ここ最近、働き方改革に関するニュースが巷を賑わせています。

なんでも、裁量労働制をめぐって厚生労働省が不適切なデータを提供したのだとか。

【裁量労働制】

日本において労働者が雇用者と結ぶ労働形態のひとつであり、労働時間と成果・業績が必ずしも連動しない職種において適用される。

Wikipedia 裁量労働制より抜粋

 

そもそも国会議員たちは労働時間と報酬に関してズレた議論をしている

裁量労働制について論じる前に、裁量労働自身について理解しなければなりません。かみ砕いて言えば、労働に対して時間の概念を失くしてしまうことです。業務に対して本人の裁量で労働時間を決められる、労働時間で報酬を決めるわけではないので、裁量労働者にとっては、短時間で仕事を終わらせられれば、自分の時間は増えるので、いいことだらけだというわけです。

裁量労働制を良い側面から見た時の説明をしました。

では影の側面から見てみましょう。

裁量労働制は即ち、残業させ放題制度です。

それはなぜか。企業が労働者に仕事を際限なく与えることができるからです。

例えば裁量労働制を採用して働くAさん。

B部長はAさんにある商品を1ヵ月で100万円分販売してくるよう命じました。すると、仕事のできるAさんはわずか1週間で売り上げを達成してしまいました。

Aさんは気分よく残りの3週間を遊んで・・・暮らせるでしょうか、いいえそれはできません。

なぜならB部長はAさんに対してさらに別の商品を200万円分販売してくるよう命じるからです。きっとこの商品の販売が終わればまた別の商品、それが終われば別の商品をとB部長は命じることでしょう。

なぜかと言えばそれは簡単です。裁量労働制を採用して働くAさんの給与は固定給です。会社にとっては働かせれば働かせるほど得になります。

裁量労働制の影、それは労働量が適切に管理されない可能性があることなのです。

なぜ政府がこんな政策推し進めるか、残業時間に対して、世間の目が相当厳しくなってきていることが関係しています。

普通、サラリーマンは1日およそ8時間の労働を基本として、それを超過した分は残業代の支給を受けます。

ただこれまでの日本の実態はサービス残業が横行していました。会社はサービス残業をさせて人件費を安く見せ、見せかけの黒字経営を演出していたのです。

ところが、近年は世間がそれを許しません。サービス残業をさせようものなら世間から大叩きにあいます。電通のようなものです。

ここで政府が出てきます。

政府としては労働者を守り国民目線をアピールしなければならないし、一方で企業側も守らなければという力が働くのでしょう(適正に報酬も与えられないような企業は潰れればいいのにという議論はここではおいておきます。)。

世間一般からは高額とされる報酬を得ている層を対象として、働かせ放題の免状を企業に与えることにしました。これが裁量労働制です。

こんな制度が労働者のためでしょうか。

裁量労働制で得する人、損する人

得する人は仕事量が適切にコントロールされ、時間の自由が増える人です。

損する人は際限なく仕事を与えてくる会社に雇われた人です。

得するのは、利益に走る企業です。

損するのは、人を大事にする企業です。

本当に必要な働き方改革とは

1ヵ月の労働時間を何十時間以内に抑えるように法律で縛ることに、実はほとんど意味はありません。なぜなら、仕事が楽しいともしんどいとも感じるのはその人自身の主観でしかないからです。

よく企業した経営者が「企業当初は朝も昼もなく働いていた。」という話をしています。なぜ彼らはそんなことができるのか、それはその経営者にとって働くことこそが生きがいで楽しいからです。そんな人を月の残業は60時間までですと縛る意味はあるでしょうか。

世の中には1時間だって残業したくない人もいます。そんな人を前述した経営者たちと同じ残業60時間の枠で働かせることができるでしょうか。おそらく半年と持たず、その仕事を離れるでしょう。

つまり1番に求められている働き方改革は、働いた時間分の給与が得られることです。サービス残業をこの世の中からなくすことです。

だいぶ長くなってしまいました。

なぜ、こんなに長々と語ってしまうかというと、ここ2日、サービス残業をしたからです。

上司の言い分はこうです。

「今月はこれ以上残業時間が増えると、上司や組合、労働基準監督署へいろんな手続きをしなくちゃならなくなる。だからもう残業時間は○○時間以上はつけないでくれ。」

私は言いたい。

「ふざけんな。」

と。

本日は以上です。

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